3歳から始めるバイオリン

私の特技はヴァイオリンとピアノを弾くことです。

ヴァイオリンは3歳から習っており、ピアノは4歳からです。

楽器を奏でることは人見知りがひどい私にとって、

コミュニケーションの一つでした。

エレビットの評判

ただ一流の演奏家として働くことは狭き門で、

私はヴァイオリニストとしてもピアニストとしても開花することができませんでした。

音大を卒業後、

音楽とは関係のない企業へ勤め、

楽器を奏でることは趣味の一環となってしまいました。

ただ楽器を弾くこと自体は辞めずに、

今までのように週に一回レッスンをしていただいたり、

演奏家としての仕事をいただくこともありました。

私は小さい頃から引っ込み思案で、

思ったことを口にすることが苦手でした。

仲の良いグループで集まっても、

ニコニコと笑っていることが多かったです。

そんな私は社会人になってからも同期の集まりなどにもほとんど顔を出さず、

休みの日はヴァイオリンを奏でていることが多かったです。

そんなある日、

私がヴァイオリンを背負ってレッスンへ向かっている時でした。

道ばたで同期の男の子と出くわしました。

私は前々から彼のことが気になっていたのですが、

仲良くなるきっかけを見出せずにいました。

その時も私は軽く会釈をして通り過ぎようとすると、

彼に呼び止められ、

楽器できるの?

と驚かれました。

私がヴァイオリンを小さい頃から習っていることを伝えると、

実は彼もチェロが弾けるということが判明しました。

今度アンサンブルしませんか、と彼に誘われすごく驚きました。

連絡先を交換して数日後、

彼とのアンサンブルが実現しました。

彼は音大を出ていないとのことでしたが、

驚くほどチェロが上手く、

その音色に感激しました。

モルダウやカノンなどを奏で、

人見知りで話すのが苦手な私はいつの間にか楽器を通して彼とコミュニケーションをとっていました。

その後彼とお付き合いをし、

結婚に至りました。

楽器で世界に羽ばたくことはできませんでしたが、

生涯一緒に居られる相手と出会えたことはとても嬉しいです。

それだけでも楽器をしていて良かった、

得したなと思います。

ペンネーム 小さなヴァイオリニスト